スマホの電源が入らない…原因と復旧までのステップ

はじめに

はじめに

「朝起きたらスマホの電源が入らない…」
「画面が真っ暗なまま動かない…」

そんな突然のスマホトラブルに困った経験はありませんか?スマートフォンは日常生活に欠かせないツールだからこそ、電源が入らないという状況は非常に不安になります。

そこで、今回本記事では、スマホの電源が入らないときに考えられる原因と、その対処法、修理が必要なケースについてわかりやすく解説します。Android・iPhoneどちらにも対応する情報を含んでいますので、ぜひ参考にしてください。

まず確認!本当に電源が入らないのか?

スマホの「電源が入らない」と感じるとき、実は次のようなケースがあります。

  • 画面は暗いが通知音やバイブがある → 画面表示の不具合かも

  • 充電器を挿しても反応がない → バッテリー・充電ポートの故障かも

  • 何の反応もない → 基板やバッテリーの故障の可能性大

まずは「完全に沈黙しているのか」「音や振動の反応があるか」など、状態を落ち着いて確認してみましょう。

スマホの電源が入らない原因

スマホの電源が入らない原因

【原因①】バッテリーの過放電・劣化

もっとも多い原因のひとつが「バッテリーの劣化」や「過放電(完全放電)」です。

過放電とは?

バッテリーの残量が0%の状態が長く続くと、内部保護回路が作動し、安全のために電流が流れない状態になります。これにより、充電してもすぐに電源が入らないことがあります。

対処法:

  • 純正の充電器で30分以上つなぎっぱなしにして様子を見る

  • モバイルバッテリーではなくコンセント充電を使用する

それでも反応がなければ、バッテリー交換が必要な可能性が高いです。

【原因②】電源ボタンや画面の故障

スマホの電源ボタン自体が物理的に故障していたり、画面が映らないだけで内部は起動していることもあります。

チェック方法:

  • 音量ボタンやマナースイッチを操作して反応があるか確認

  • 着信や通知音が鳴るかどうかを確認

  • 強制再起動を試す(例:iPhoneは「音量+」「音量-」→電源長押し)

もし「起動しているが画面だけ映らない」場合は、画面(液晶・有機EL)の故障の可能性があります。

【原因③】システムトラブル・OS不具合

Android・iOSどちらでも、OSアップデートやアプリの不具合が原因でシステムがクラッシュし、起動できなくなるケースがあります。

試すべき対処法:

  • 強制再起動(機種別に操作が異なる)を試す

  • リカバリーモードから初期化やシステム更新を行う(上級者向け)

※ただし、初期化はデータが消えるため、事前にバックアップがない場合は慎重に。

【原因④】水没や落下による内部基板の故障

スマホを落としたり、水に濡れた経験がある場合、内部の基板(マザーボード)にダメージが入り、起動不能になることがあります。

基板の損傷は、自力での復旧がほぼ不可能なため、専門の修理業者による分解修理が必要になります。

サインの例:

  • 水没後から徐々に起動しなくなった

  • 充電マークは出るが起動しない

  • 何の反応もなく完全沈黙している

修理が必要なケースと費用の目安

修理が必要なケースと費用の目安

症状によっては修理が必要になります。以下は一般的な修理費用の目安です。

故障内容 費用の目安 修理時間
バッテリー交換 5,000〜12,000円 約30分〜1時間
電源ボタン修理 6,000〜10,000円 約1〜2時間
液晶画面交換 8,000〜20,000円 約1〜2時間
基板修理(重度) 15,000〜30,000円以上 数日〜1週間

※機種・地域・修理店によって価格は異なります。見積もりを事前に確認しましょう。

修理前にやるべきこと

修理の際、初期化される可能性があるため、データのバックアップは必須です。ただし、電源が入らない状態ではバックアップも難しいため、データ復旧対応が可能な修理業者を選ぶのが重要です。

まとめ

まとめ

スマホの電源が入らない原因は様々ですが、まずはバッテリー・充電・画面・OSの問題など、段階的に確認することが大切です。自分で対処しても復旧しない場合は、できるだけ早く専門の修理業者に相談することをおすすめします。

放置するとデータが劣化したり、復旧が困難になることもあるため、早期の対応がスマホとデータを守るカギになります。

お使いのスマホの故障が疑われる際は、まずスマホの修理屋までご相談下さい!

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