スマホ修理の費用相場は？機種・故障内容別ガイド

はじめに

スマートフォンは、私たちの生活に欠かせない存在になっていますが、突然の落下や水没、バッテリーの不調など、故障のリスクも日常的に存在しています。

そんなときに気になるのが、「修理にはいくらかかるのか？」という点です。修理費用は故障内容や機種によって大きく異なるため、事前に相場を知っておくと安心です。

そこで、今回本記事では、代表的なスマホの故障別に、修理費用の目安や修理時間、注意点をわかりやすく解説します。iPhoneとAndroidの違いも含め、機種別の傾向にも触れています。

スマホ修理の費用相場

以下は、一般的なスマホ修理の費用相場の目安です（2025年現在、非公式修理業者を想定）。

※正規店（Appleやキャリア窓口）では、保証外の場合さらに高額になるケースもあります。

故障内容別：費用と特徴

1. 画面割れ・液晶破損

最も多いトラブルが画面割れです。タッチ操作に支障がない「ガラス割れ」と、表示がおかしい「液晶破損」では修理費用が異なります。

• iPhoneの場合：機種ごとの画面構造が比較的統一されており、修理価格も安定。

• Androidの場合：メーカー・機種ごとにパーツ構造が異なるため、部品取り寄せで高額になりがち。

目安：iPhone 8 で約8,000円、iPhone 14で約18,000円前後。GalaxyやXperiaは15,000円以上になることも。

2. バッテリー劣化・交換

充電の減りが異常に早い、突然シャットダウンする、などの症状がある場合は、バッテリーの交換が必要です。

• iPhoneの場合：純正バッテリー交換の目安は10,000〜13,000円（Apple正規店）。

• Androidの場合：端末によってバッテリーが内蔵式か外部交換式かで難易度が変わり、費用も幅があります。

目安：Androidで6,000〜12,000円前後が一般的。

3. 充電できない・コネクタ故障

ケーブルを挿しても反応しない、角度を変えないと充電されない…これは「充電ポート（ドックコネクタ）」の不良が疑われます。

• ケーブルやアダプターの劣化もあるため、まずは別の充電器で試すのが基本。

• ホコリ詰まりやピン折れも多いため、クリーニングで済む場合も。

目安：軽度で7,000円前後、部品交換ありで15,000円前後。

4. カメラがぼやける・写らない

インカメラ・アウトカメラ問わず、映像が真っ暗、ピントが合わない、などの症状はカメラユニットの不具合かもしれません。

• レンズの汚れやカバーの傷であれば清掃で対応可能。

• モジュール交換は背面パネルを外す必要があるため、作業時間がやや長め。

目安：iPhoneは6,000〜10,000円、Androidは7,000〜15,000円。

5. 水没修理

水に濡れた直後に電源を入れるのは厳禁。即座に電源を切り、専門業者に持ち込むのが鉄則です。

• 水没クリーニングは基板洗浄が中心。

• 復旧不可の場合もあるが、データ取り出しを試みる価値はあり。

目安：軽度の水没で3,000〜7,000円。部品交換が必要になるとさらに加算されます。

6. 基板修理（重度障害）

• データ復旧、電源が入らない、起動ループなどの症状は、ロジックボード（基板）自体の故障が原因のことも。

• 高度な技術が必要で、修理可能な店舗も限られます。

目安：15,000〜30,000円以上。データ復旧込みでさらに高額に。

修理店選びの注意点

修理費用だけで判断せず、次のポイントにも注目しましょう。

✅ 保証期間の有無（3ヶ月〜6ヶ月が目安）
✅ データそのまま修理が可能か
✅ 修理実績があるか（特にAndroidの場合）
✅ 即日対応ができるかどうか

また、正規修理（Apple Store・キャリア）と非正規修理（街の業者）では価格・納期・データ保持の対応が異なるため、目的に応じて選択することが大切です。

まとめ

スマホ修理の費用は、症状と機種によって幅がありますが、事前に相場を把握しておけば、不要な出費を避けられます。

• 軽度のトラブル（バッテリー、画面割れ）は比較的リーズナブルに対応可能

• 水没や基板修理は費用がかさむため、まずは無料診断を受けるのがおすすめ

• Android端末は修理費が高くなりやすい点に注意

「直すべきか」「買い替えるべきか」を迷った時は、まずは無料見積もり・診断を受けてみてはいかがでしょうか？スマホ修理のご相談は、スマホの修理屋まで！