はじめに
スマホを使用していると、「最近やけに本体が熱くなる…」と感じることはありませんか?特に充電中やゲーム、動画視聴をしているときに熱を持つのはよくある現象ですが、過度な発熱は故障のサインかもしれません。放置するとバッテリーの劣化や基板の故障につながることもあり、最悪の場合は電源が入らなくなるケースもあります。
そこで、今回本記事では、スマホが熱くなる原因や危険な症状、そして正しい対処法についてわかりやすく解説します。
スマホが熱くなる主な原因
スマホは小さな筐体の中にバッテリーやCPUが詰め込まれており、使用中に熱を持つのは自然なことです。しかし、通常よりも熱くなる場合には以下のような原因が考えられます。
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アプリやゲームの長時間使用
高画質ゲームや動画視聴など、CPUやGPUに負荷をかける作業を長時間続けると、内部で発熱が起こります。 -
充電しながらの使用
充電中はバッテリーが発熱しやすくなります。特に充電しながらゲームや動画を視聴すると、発熱がさらに増します。 -
バッテリーの劣化
長期間使用したバッテリーは劣化し、発熱しやすくなります。膨張や異臭がする場合は特に危険です。 -
周囲の温度が高い環境
夏場の車内や直射日光下での使用は、スマホが高温になりやすく故障の原因となります。 -
内部故障やシステムの不具合
落下や水没などで内部基板が損傷している場合、異常な発熱が起きることがあります。また、OSやアプリの不具合も原因の一つです。
放置することでの危険
スマホの発熱を放置すると、次のようなリスクがあります。
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バッテリーの劣化が進み、寿命が短くなる
発熱はバッテリーの劣化を早めます。充電の減りが急激に早くなることも。 -
突然電源が入らなくなる
基板やバッテリーがダメージを受けると、電源が入らなくなるケースがあります。 -
最悪の場合、バッテリーが膨張・発火する危険性も
リチウムイオンバッテリーは過度な発熱が続くと危険です。特に膨張してきた場合は非常に危険なので、早急に修理が必要です。
発熱を感じたときの正しい対処法
スマホが熱くなったときは、以下の対応を試してみてください。
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ケースやカバーを外す
放熱を妨げている場合があるので、一度ケースを外して冷却しましょう。 -
使用をやめて電源を切る
一時的に電源を切って、自然に冷ますのが最も安全です。 -
充電しながらの使用をやめる
発熱が続く場合は、充電を中止しスマホを休ませます。 -
高温環境での使用を避ける
車内や炎天下での使用は避け、風通しの良い場所で冷ますことが大切です。
修理が必要なケース
次のような症状がある場合は、自己判断で放置せず修理業者に相談しましょう。
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充電中でなくても本体が異常に熱くなる
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バッテリーが膨張してきた、または背面パネルが浮いている
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電源が頻繁に落ちる、充電が極端に早く減る
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落下や水没後から発熱が続いている
これらはバッテリーや内部基板の故障が原因の可能性があります。専門業者での診断と修理が必要です。
まとめ
スマホの発熱は「よくあること」と思われがちですが、異常な熱さは故障のサインです。放置すると取り返しのつかないトラブルにつながる場合もあります。
スマホの修理屋では、バッテリー交換や内部点検を迅速に対応しております。データを消さずに修理できる場合も多く、買い替えよりもコストを抑えられます。
「最近スマホが熱くなりやすい」「充電の減りが早い」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。早めの対処が、スマホを長く快適に使い続ける秘訣です。