はじめに
今お使いのiPhone、最近バッテリーの減りが早いなんてことはありませんか?購入当初の新品の頃は、全く問題がなかったけど気づいたら…という方は多いかと思います。
そこで今回本記事では、iPhoneのバッテリーの減りが早いなと感じるようになってきた方向けに、その原因と対処法を解説していきます。
iPhoneのバッテリーが異常に早く減る原因
iPhoneのバッテリーが異常に早く減る原因としては、主に4つあげられます。それでは1つずつ順番に見ていきましょう。
1.Bluetooth、Wi-Fiの設定
BluetoothやWi-Fiの設定が、常にONになっていると、iPhoneが常にBluetoothやWi-Fiの電波を探している状態になるので、バッテリーの減りも必然的に早くなります。
使用しない時には、なるべくOFFにしておくことをおすすめします。そうすることで、バッテリーの減りが早くなることを少し緩和することができます。
2.画面の明るさ設定
iPhoneは画面が明るければ明るいほど、電池の消費量が多くなります。普段、あまり気にしていない人もいるかもしれませんが、画面の明るさがずっと最大値の設定の人は、iPhoneの充電の減りが早く感じるでしょう。
ですが、iOS11からは周囲の明るさに合わせて、自動的に画面の明るさが調整されるといった設定が追加されたので、さほど気にする必要はないかもしれません。ですが、この機能を使用していない方は、設定をOFFにしておいた方がバッテリーを長持ちさせることができます。
3.バックグラウンドでアプリが開かれている
iPhoneには、自動でアプリの更新を行ってもらえる『Appのバックグラウンド更新』といった機能が備わっています。これは、自らがアップデートの作業を行わなくても、自動的にアプリをアップデートしてくれるといった便利な機能です。ただ、バッテリーの消費のことだけを考えるとしたら、このバックグラウンド更新の機能は常時OFFにしておいた方が良いかと思います。
全てのアプリの設定を一括で設定できるので、一括でOFFにすることも可能ですが、必要なものだけを自動更新できるように個別設定も可能なので、そちらをおすすめします。
また、バッテリーの消費を抑えたい時には、iPhoneの位置情報サービスをOFFにすることも効果的です。これも全てのアプリの位置情報サービスをOFFにしてしまうよりかは、地図アプリやiPhoneを探すなどの必要なものはON、その他の不要なものはOFFといったように個人に合わせて設定することをおすすめします。
4.モバイルネットワークの使用量
iPhoneはモバイルネットワーク通信をしている時よりも、Wi-Fiを使用して通信をしている時の方が、バッテリーの消費が少ないです。そのため、ネットサーフィンや動画視聴、重たいアプリを使用する時や、ゲームをする時には、Wi-Fiを使用することでバッテリーの消費を抑えることができます。
バッテリーの劣化
上記で解説してきたように気を付けてiPhoneを使用していても、バッテリーの減りの早さが改善されない場合もあります。特に使用年数が長く古いiPhoneを使用している場合は、バッテリーが劣化している可能性が高く、その場合にはバッテリー交換が必要です。
iOS11.3では、バッテリーの状態を診断してくれる機能がアップデートされました。iPhone6以降のスマートフォンであれば診断可能です。最近では、バッテリー残量を診断してくれるアプリもリリースされているため、そのようなアプリを使用することもおすすめです。
劣化が原因でバッテリーの減りが早くなっている場合は、バッテリーを交換するだけで改善されます。バッテリーを交換する事によって、買ったばかりの頃と同じようにバッテリーの最大容量が100%に近い状態で使用できるので、バッテリーの持ちもよくなります。
スマホ修理はスマホの修理屋まで
以上、本記事では「あれ?最近バッテリーの減りが異常に早いな…」と感じている方たち向けに、その原因と対処法を解説して参りました。まずは本記事で解説した対処法を行ってみて下さい。全ての対処法を行った上で「バッテリーの劣化が原因かもしれない…」と思った方、バッテリー交換が必要な方は、ぜひスマホの修理屋までご依頼ください!