はじめに
「昨日まで普通に使えていたのに、今朝電源が入らない…」そんな突然のトラブルに遭遇すると、仕事や連絡ができず焦ってしまいますよね。スマートフォンは精密機械であり、さまざまな原因で電源が入らなくなることがあります。
そこで、今回本記事では、電源が入らないスマホの主な原因や、自分でできる対処法、そして修理に出す際の流れまでを詳しく解説します。
スマホの電源が入らない主な原因
1. バッテリーの完全放電
バッテリーが完全に放電してしまうと、通常の充電ではすぐに起動しない場合があります。長時間スマホを使わなかったり、極端に電池残量が少ない状態で放置してしまうと起こりやすい症状です。
2. 充電器やケーブルの不良
電源が入らない原因は、スマホ本体ではなく充電器やケーブルにある場合もあります。断線や接触不良によって充電できず、結果的に電源が入らなくなるケースです。
3. システムエラーやソフトウェアの不具合
OSやアプリの更新中に不具合が起きると、スマホがフリーズしてしまい、電源が入らなくなることがあります。この場合、強制再起動で改善することがあります。
4. ハードウェアの故障
基板や電源ボタン、バッテリー自体の故障が原因の場合もあります。この場合は自分での対応が難しく、修理業者に依頼する必要があります。
自分でできる応急処置
1. 充電器とケーブルを変えてみる
まずは、別の充電器やケーブルで充電してみましょう。断線や故障が原因の場合、これだけで解決することもあります。
2. 長めに充電してみる
完全放電が原因の場合、すぐには起動しません。30分〜1時間程度充電を続け、その後に電源を入れてみてください。
3. 強制再起動を試す
機種によって操作方法は異なりますが、電源ボタンと音量ボタンを同時に長押しすることで強制再起動できる場合があります。フリーズが原因ならこれで復旧する可能性があります。
4. SIMカードやSDカードを抜いてみる
カード類が接触不良を起こしていると、起動しないことがあります。一度取り外してから再度電源を入れてみましょう。
それでも改善しない場合は修理店へ
応急処置を試しても改善しない場合は、ハードウェアの故障や基板のトラブルの可能性が高いです。この場合は、早めに修理店に相談しましょう。
修理の流れ
- 症状を詳しく伝える
いつから電源が入らないのか、直前に落下や水濡れがあったかなどを伝えると、原因特定がスムーズになります。 - 診断を受ける
修理店では専用の機器で診断を行い、故障箇所を特定します。バッテリー交換や基板修理が必要な場合があります。 - 修理内容と費用の見積もりを確認
修理前に見積もりを提示してもらえる業者を選ぶと安心です。料金や修理期間を確認し、納得したら修理を依頼します。 - データの扱いを確認する
修理によってはデータが消えてしまう可能性があります。事前にバックアップができる状態であれば、必ず取っておきましょう。
修理業者を選ぶときのポイント
- 総務省登録修理業者を選ぶ
安心して依頼するためには、国が認めた登録業者を選ぶのがおすすめです。 - データそのまま修理に対応しているか
データが消えると困る場合は、事前に確認しておきましょう。 - 修理保証の有無を確認する
修理後に不具合が出た場合の保証があると安心です。
まとめ
スマホの電源が入らなくなる原因は、バッテリーの劣化や充電器の故障、システムエラー、基板の不良などさまざまです。まずは自分でできる応急処置を試し、それでも改善しない場合は修理店に相談しましょう。
スマホは生活に欠かせないツールだからこそ、トラブルが起きたときの迅速な対応が大切です。スマホの修理屋では、経験豊富なスタッフが丁寧に診断し、最適な修理プランをご提案します。電源が入らないスマホでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください!