スマホバッテリーの寿命はどれくらい?劣化のサインと交換費用

はじめに

はじめに

「最近スマホの充電の減りが異常に早い…」「1日もたなくなってきた」
そんなバッテリーに関するトラブルは、スマートフォン利用者の多くが一度は経験するものです。

スマートフォンのバッテリーは“消耗品”であり、一定期間使えば必ず劣化します。とはいえ、交換のタイミングや費用、どんなサインが劣化の目安になるか、分からない方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回本記事では、スマホバッテリーの寿命や劣化のサイン、交換が必要なタイミング、交換費用の目安までを分かりやすく解説します。iPhone・Androidどちらにも対応する内容なので、ぜひ参考にしてください。

スマホバッテリーの寿命

スマホバッテリーの寿命

スマートフォンに使われているバッテリーは、「リチウムイオン電池」が主流です。このタイプの電池は充電回数によって寿命が決まるとされており、一般的には以下のような寿命とされています。

一般的なバッテリー寿命の目安:

  • 充電回数:約500回〜700回

  • 使用期間:おおよそ2年〜3年

ただし、これはあくまで目安であり、使い方や環境によっては1年程度で劣化する場合もあります。たとえば、以下のような使い方は劣化を早める要因です。

  • 100%まで常に充電し、バッテリーに負荷をかける

  • 高温の場所(車内など)での充電や使用

  • 急速充電を頻繁に行う

  • 充電しながら動画視聴やゲームなどの「ながら充電」

バッテリー劣化のサイン

バッテリー劣化のサイン

「充電はできるけど、使ってすぐ減る」「電源が突然落ちる」など、日々の使用で感じる違和感が、バッテリー劣化の初期サインであることが多いです。

主な劣化サイン5つ:

  1. 充電の減りが異常に早い
     → 朝100%だったのに、昼には半分以下に。バッテリー容量が劣化している証拠。

  2. 残量表示が不安定
     → 60%だったのに突然20%に落ちるなど、表示が正しくなくなる。

  3. スマホ本体が熱くなる
     → 放電や充電時に発熱するのはバッテリーの劣化が原因のことも。

  4. バッテリーが膨張している
     → 背面が盛り上がってきた場合は、すぐに使用を中止。発火リスクあり。

  5. 突然シャットダウンする
     → 残量があるはずなのに、急に電源が落ちる場合はバッテリーが危険な状態かも。

バッテリーの状態を確認する方法

バッテリーの状態を確認する方法

iPhoneの場合:

「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から
→ 最大容量が80%以下になっている場合、交換推奨とされます。

Androidの場合:

機種によって異なりますが、以下の方法で確認できることがあります:

  • 「設定」→「デバイスケア」や「バッテリー」→「バッテリーの状態」

  • 専用アプリ(AccuBatteryなど)を使うことで詳細な状態を確認可能

バッテリー交換のタイミング

一般的に以下のいずれかに当てはまる場合は、早めのバッテリー交換を検討するのがおすすめです。

  • 最大容量が80%を下回っている

  • 充電が1日もたない(以前より明らかに減りが早い)

  • バッテリーが膨張している

  • 本体が熱くなりやすくなった

  • スマホが突然落ちる・再起動する

放置すると内部パーツの故障やデータ破損につながる恐れもあるため、気づいたら早めに対処しましょう。

スマホバッテリーの交換費用

スマホバッテリーの交換費用

バッテリー交換は、正規店での対応と非正規店(街の修理店など)での対応で費用やサービス内容が異なります。

iPhoneの場合:

機種 Apple公式(正規店) 街の修理店(非正規)
iPhone SE(第2世代) 約7,500円 4,000〜6,000円
iPhone 11〜14 約12,800円 6,000〜9,000円

※正規修理はAppleCare+加入なら無料の可能性あり

Androidの場合:

メーカー 費用相場(非正規店) 備考
Galaxy 8,000〜13,000円 バッテリー一体型が多く費用高め
Xperia 7,000〜12,000円 パーツの入手性により変動あり
AQUOS・Pixelなど 6,000〜10,000円 機種による差が大きい

✔ 非正規店なら即日対応・データそのままのメリットあり
✔ 正規店は信頼性と保証があるが、事前予約やデータ初期化の可能性も

修理時の注意点とアドバイス

  • バッテリー交換前には必ずバックアップを取りましょう(万が一に備えて)

  • 修理業者を選ぶ際は口コミや保証内容を確認

  • 膨張している場合は早急に修理を!放置は非常に危険です

  • 正規サポートが使えない・保証期間外の場合、街の修理店も選択肢に

まとめ

まとめ

スマホバッテリーは、日常的に消耗していく部品であり、放っておくと「使えない」だけでなく「壊れてしまう」可能性もあります。

本記事で紹介したような症状が出てきたら、寿命のサインかもしれません。データを守るためにも、費用や時間を確認し、信頼できる修理業者で交換することをおすすめします。

スマホは「まだ動く」からと我慢せず、バッテリーを新しくするだけで新品のように快適になることもあるのです。スマホの故障時は、スマホの修理屋までお気軽にご相談下さい!

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